📚本レビュー

今村翔吾『未だ本能寺にあり』|歴史嫌いだった私がドハマり!

こんにちは、とんび母さんです🐦

ある書店でランキング上位に入っていた本。

社会(歴史)嫌いで育った私が歴史物を手に取ることはまずないのですが、「本能寺」という私でも知っている分かりやすい言葉に惹かれたのか、なぜかふと手に取っていました。

これがね、本当に面白かったんです!

読み始めのうちは、やはり歴史物というだけあって「言葉や登場人物が少し難しいかも…」と思っていたのですが、
気づけばどんどんのめり込み、最後はページをめくる手が止まりませんでした。

物語の舞台は、誰もが知る「本能寺の変」。
明智光秀が織田信長(上様)に謀反を起こした、あの有名な事件です。

上様が本能寺から逃げられたはずはないのに、焼け落ちた本能寺からは上様の遺体がひとつも見つかっていない――。
抜け穴を使って逃げたのか?
どこかに亡骸が隠されているのか?

現在でも謎に包まれたその真相を、豊臣秀吉から命を受けた家臣・駒井八右衛門が解き明かそうと奮闘します。

史実や歴史上の有名人と、巧みなフィクションの掛け合わせ。
これがこんなに面白いのだと、初めて知りました。
作中には本能寺の地図なども載っていて、自分でも考察しながら読み進められる楽しさがあります。

歴史好きや城好きの方々の気持ちが、ほんの少しだけ分かった気がしました。

個人的に印象的だったのは、作中にたった1回だけ出てきた「楽市楽座」という単語。
中学生の頃はただの暗記用語として聞き流していましたが、この本で触れたことで「織田信長って本当にすごい人だったんだ…」と実感できました。

社会って、こういう風に出会えていればよかったんですね。
理科は身近な現象が当たり前に書かれていてイメージしやすかったけれど、社会はひたすら「一問一答」の暗記で乗り切っていました。
完全に頑張り方を間違えていた…!
誰か中学生の私に教えてあげてほしいくらいです(笑)。

今更ですが、もっともっと歴史物を読み漁りたくなりました。
歴史に疎い私でも楽しめるおすすめの歴史小説があったら、ぜひ教えてください!