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【読書感想】『お隣さんの置き配がヤバすぎる』|笑って泣いて、あらぬ方向へ連れて行かれる物語

こんにちは、とんび母さんです🐦

先日、書店をぶらっとしていた時のこと。
本屋大賞6位の『殺し屋の営業術』(野宮有 著)になんだか雰囲気が似ているな、「同じ出版社かな?」とふと手に取った本がありました。

それが、有手窓さんの**『お隣さんの置き配がヤバすぎる』**です。

調べてみたら出版社も違えば、著者も全くの別の方。私の完全な勘違いでしたが、これも何かの縁だと思い読んでみることにしました。

あらすじ:置き配から始まる、まさかの交流

物語の主人公は、自分の世話もままならない「半引きこもり」の漫画家・侑李(ゆうり)。
そんな彼女の隣には、侑李から見れば「理想の夫婦」が住むような立派な一軒家があります。

住む世界がまるで違う二つの家族。
接点などなさそうな彼らをつなげたのは、なんと**「置き配」**でした。
ひょんなことからお隣さんと交流し始める侑李でしたが、物語はそこから誰も予想できない展開へと転がっていきます。

読み心地:女子ウケ間違いなしの主人公と、予測不能な展開

まず、主人公の侑李がとにかく魅力的で面白い!
「こんな子が友達にいたら楽しそうだな」と、女子ウケ間違いなしのキャラクターにすっかり惹き込まれてしまいました。

最初はそんな彼女の日常を楽しく追いかけていたのですが、読み進めるうちに物語は**「あらぬ方向」へ。
「えっ、そっち?」と思っている間に、さらにまた「あらぬ方向」**へ……。

最後には、誰にも想像できない場所へと連れて行かれる感覚を味わいました。

最後に

帯には、作家の王谷晶さんの言葉でこう書かれています。

「今、元気のある人もない人も読んで笑って泣いてほしい。」

読み終えてみて、まさにその通り!と思える一冊でした。
「最近、予想のつく話ばかりで退屈だな」と感じている方にこそ、ぜひ手に取って驚いてほしいなと思います。