📝日々のこと

将来の夢は「優良老人」/義父に教わった老い方の理想

ときどき子どもたちに
「ママの将来の夢は?」と聞かれます。
私の夢は—— 優良老人になること

私が思う“優良老人”は、夫のお父さん。

若い頃からテニスが大好きで、
70代後半の今でも小さな大会に出場しています。
陸で動けるって、こういうことか…と見ていて惚れ惚れします。

私はというと、水の中では体重を感じずに自由に動けるので水泳が好き。
でも陸はあまり得意じゃない。
陸で動ける人、本当に強いんだなと思います。

夫のお父さんは、亡くなったお母さんが生前大切にしていた犬のお世話をしながら、
友達と旅行に行ったり、家のこともお手のもので、
孫たちが集まるときはごちそうまで用意してくれます。
長女は「じいじのチャーハンが一番好き!」だと言うほど。

──ああ、こういうのを「優良老人」って言うんだな。

水の中ではなく、陸でちゃんと動ける身体。
自分の面倒を見ながら、人にやさしくできる余裕。
老いても“現役感”を失わない暮らし。

テニス、いい趣味だなぁと心から思います。

でもやっぱり私は水泳も推したい。
水の中は空を飛んでいるみたいに自由で、
昼間の太陽や夜の照明が水面に反射していると、世界がきらめきます。
ジャグジー付きのプールなら、なお最高。

いつか私も、
水にも陸にも居場所を持った「優良老人」になれたらいいな。