📚本レビュー

『さよならジャバウォック』ブックレビュー|不思議で美しい違和感

こんにちは、とんび母さんです🐦
今日は、伊坂幸太郎さんの『さよならジャバウォック』を読んだ感想です。

読みはじめてすぐに出てくるこの一文——
「夫は死んだ。私が殺したのだ。」
この一行から、もう一気に引き込まれました。

現実なのか夢なのか、ずっとふわふわと曖昧な世界の中を歩いているような不思議な感覚が続きます。
子どもの頃に観た『世にも奇妙な物語』を思い出しました。
あの独特の“ゾワッ”とする感じ。
怖すぎて、それ以来ホラーは避けてきたのですが、この作品はちょっと違いました。
怖いというよりも「奇妙で美しい」。

そんな読後感でした。

『世にも奇妙な物語』が好きな方には、きっと刺さると思います。
ちなみに、うちの次女はこういう“ゾワッ”と系テレビ番組が大好きです!