こんにちは、
本屋大賞ノミネート作品が発表されて、少し“ホクホク”している
とんび母さんです🐦
発表されると、なんだか新しいおもちゃを手に入れた気分になります✨
ノミネート作品の中から次は何を読もうかと書店を眺めていたとき、
一冊、妙に目に留まる本がありました。
最近の小説にはあまり見かけない、どこか婦人誌のような装い。
佐藤正午さんの
**『熟柿』**です。
物語は、大伯母の葬儀後、
大伯母の家で行われる精進落としの場面から始まります。
……が、読み進めても、
私の中で気持ちが浮上することはありませんでした。
ただただ、悲しい。
救いのない悲しさが、静かに、長く続く物語でした。
正直に言うと、
「これを書いたのが男性作家なのか」という点に、
途中から強い違和感と、少しの怒りを感じてしまいました。
女性があまりにも無造作に扱われているように思えてしまって。
終盤には一応の着地はあります。
「まぁ、ここまで来たら…」という気持ちにはなれる。
けれど、読み終えるまでずっと、重たい悲しさが残りました。
だからこそ、
「なぜこの作品がノミネートされたのだろう?」
という疑問も、正直に浮かびました。
表紙の印象通り、
どこか婦人誌を読んでいるような読後感。
合う人には深く刺さるのかもしれませんが、
私には、あまり相性の良い一冊ではありませんでした。
本屋大賞ノミネート作品でも、
こういう出会いがある。
それも含めて、読書の面白さなのかもしれません。
精進いたしまする。
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