📚本レビュー

『先生と罪』ブックレビュー|元教師が描く学校ミステリー

こんにちは、とんび母さんです🐦

先日、TBS『王様のブランチ』で紹介されていた
**くわがきあゆさんの『先生と罪』**を読みました。

物語の舞台は、優秀校である新畑中学校。
問題校から異動してきた教師・如月晴は、
新しい職場で同僚たちから温かく迎えられます。
――少なくとも、表向きは。

ところが、晴の周囲で次々と起こる不穏な出来事。
「この学校、何かおかしい」
そう感じ始めた頃には、
登場人物の先生も生徒も親も、誰も彼もが怪しく見えてきます。

あっちも?こっちも?そっちまでも…?
疑いの視線が止まらなくなる感覚。

著者のくわがきあゆさんは元教師。
だからこそ描ける、学校の内側。
モンスターペアレント、不登校、いじめ、
教師同士の序列や役割、言葉にできない感情。
「へぇ、そうなっているんだ」
「そんなふうに感じているんだ」
と、何度も立ち止まりながら読みました。

教師の日常に潜む「罪」。
それは誰か一人のものではなく、
環境や立場が生み出してしまうものなのかもしれません。

気になる点が次々と現れて、
久しぶりに一気読みしてしまった一冊でした。

そして、あの終わり方。
……いやぁ、そうなっちゃった?!